自己顕示欲。
最近はネットで自己顕示欲を満たす人が増えてきたと思う。
かく言う私もそのひとり。なにせ自己顕示欲が無ければ、こうしてブログを書くことなんて無いと思う。
自己顕示欲は、誰かの目につきやすい。
内容よりも、『自己顕示欲』というモノが見えやすい。
なぜなら誰もが『欲しい』からだ。
『わたしだって』『私の方が』『本当は私が』
自慢話が友人・知人・上司あるいは部下からすげ変わり、誰でも簡単にネットに投稿出来る昨今。
自己顕示欲は『小さな自慢』から、『ワールドワイドな自慢』になってきてしまった。
果たして、誰も傷つけずに自己顕示欲を満たすことは、出来るんだろうか?
無論、自慢が悪い事だとは思わない。私だって自慢できる事があるなら自慢したい!(聞かされる方は疲れてしまうかもしれないが。)
だけど、自慢するつもりじゃなく、ただの会話だと思ってたものが、誰かにとっては自慢だと捉えてしまって、傷つける事もあるだろう。
ただ、それがもし、わざわざ誰かを批判して、『だから自分はスゴイ』という表現だったとしたら・・・?
あるいは、自分勝手な妄想から誰かを傷つけるような嘘をついて、『だから自分はスゴイ』という表現だったとしたら・・・?
あるいは、誰かの秘密を勝手に打ち明けて、『だから自分はスゴイ』という表現だったとしたら・・・?
世界には沢山の人がいる。
地球の人口は2016年で74.42億人。
74億人もいれば、自分より優れている人なんて星の数ほどいるだろう。
果たして私は誰に顕示したいのか。
いや、これは顕示では無く、認めて欲しいと思う承認欲求なのか。
おわり。