ピーチュクピーチュクピーチュクリュリュリュ、ピーチュクピーチュクピーチュクリュリュリュ

良く晴れた日、どこからともなく聞こえるさえずり。

せわしなく歌うヒバリは世間話でもするように。

みんなとは違う、もっとずっと早く、ドシラドシラ、ピーチュクピーチュクピーチュク。

沢山の音階を自由自在に操って、高く低く冴えるさえずり。

かつて広がっていた田園風景には電線と電信柱が伸びている。

姿が見えないヒバリの高い音色はそれでも、通りすがりの心へ響く。

End.

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