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365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

自宅で仕事をするフリーランスには家族(同居人)の協力が必須!/『話しかけない』と言う協力

私は現在、家で仕事をしている。いわゆるフリーランスというやつだ。

一応ライターとして、文章を綴る事でお金をいただいている。

仕事は数あれど、なかでもライターは特に集中力が必要だと思う。

なにしろ思考そのものが仕事みたいな物だからだ。

何か文章を綴っている途中で話しかけられると、すべてがストップしてしまう。

自宅で仕事をしている人は誰しも理解出来ると思うが、家で仕事をする場合、絶対的に同居人(家族)の協力が必要だ。

同居人の協力とは何か?

協力、と言うとふつうは『仕事を手伝う』とか『お茶を用意する』とか『電話番をする』だと思う人もいるかもしれないが、そうではない。

同居人の協力とはすなわち『話しかけない』と言う事だ。

誤解を恐れずに言うなら『邪魔しないでくれ!』と言う事である。

これが理解できない人が多い。

家で仕事をしてる相手へ出来る一番の協力は『邪魔しないこと』

同居人の協力とはすなわち『話しかけない』と言う事だ。
誤解を恐れずに言うなら『邪魔しないでくれ!』と言う事である。

しかし、これが理解できない人が多い。

と言うか、自分でやってみない限り、この感覚はなかなか解らないと思う。

『邪魔をしない』と言うのもなかなか理解が進まない。

『お茶いる?って聞いただけなのに邪魔だって言うの?!』
『手伝う仕事ある?って聞いてるのに邪魔なの?!』

と思われてしまうのだ。

家にいると、人間、どうしても気軽に話しかけたくなるものだ。

家にいるから『いつでも話しかけて良い』ワケでは無い?

家に人がいると、人間どうしても気軽に話しかけたくなるものだ。
しかし、家で仕事をしているからといって、それは『いつでも話しかけてOK!』というワケでは無い。

たとえば食事一つとってもそう。

『何が食べたい?』とか『何時に食べる?』とか『買い物に行くけど何か買うものある?』とか。

もし、相手が会社勤めしていたら、そんなこと聞けないだろう。

『何が食べたい?』なんて、もっとも聞けないしどうでも良い事では無いだろうか。

会社へ電話を掛けて、相手へ繋いでもらい『今夜の夕飯は何にする?』なんて聞く人は居ないだろう。

しかし相手が家に居ると、仕事中だと解っていてもついつい扉を開けて聞いてみたくなる時はあると思う。

『どうせ家にいるんだから』と所用を頼まれる可能性もある。

家にいるからと言って、暇なわけでは無いのだが・・・。

私は現在フリーランスで仕事をして生活しようと試みている。

だけど、どうしても同居人の理解を得られなさそうだ。

と言うのも、同居人もフリーランスだと言うことが、酷な環境なのかもしれない。

私と同居人の仕事時間が合わないため、集中できないのだ。

フリーランス同士の夫婦やカップルは上手くいかない?

フリーランス同士の2人は、果たして『合う』のだろうか?

フリーランスと言うと、自分のタイミングや自分の都合で仕事をしたり、時間に都合をつけるのが基本だと思う。

それが2人とも、となると、やはりお互いに『合わせる』のは難しいのかもしれない。

私は長らく会社勤めだったからか、フリーランスとは言え、時間を区切って仕事をしたい。

しかし同居人は、こまめに休憩をとり、気分転換をし、深夜まで仕事をしているタイプ。

時として朝まで仕事をしている事も良くある。

そうなると究極的に時間もスタイルも合わない。

(私は音に敏感なので、少しの音でもすぐに目が覚めてしまうのだ。)
(ついでに言うと朝型人間なため、時間が狂うと鬱になっていく。汗)(と言うことが最近解ってきた。)

となると、どうなるか

どちらかが相手に合わせるか、お互いに勝手に生きるかしかない。

が、相手は私に合わせる気がない。なので自動的に、私が合わせるしかない。

・・・(^_^;)

フリーランスを諦めてふつうに雇われて働くか?

同居を解消してお互い勝手に生きるか

それとも、他に何か良い手はあるのか・・・。

自宅で仕事をするフリーランスには『家族(同居人)の協力』が必須だ。

『話しかけない』と言う協力だ。

それが不可能ならば、いずれは別居という事になるだろう。

でなければ、外に出て働くしかない。

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