365文

365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

夏目漱石の作品/自分視点で一言(8個分)

夏目漱石が好きだ。

しかし、そう言うわりに、実のところ夏目漱石の作品をちゃんと読んだ事が、ほぼない。

まともに読んだ事があるのは、『坊ちゃん』と『吾輩は猫である』くらいかと思う。
それから、『こころ』の一部は学校の授業で読んだ。

と言うのも私は、夏目漱石の書いた文章は好きなのだが、それよりも夏目漱石その人が好きなのかもしれない。

世界に『夏目漱石のファンです!』と言う人は、おそらく星の数ほどいると思う。
私もそのうちのひとりだとは思うが、『ファン』と言うには無知すぎる。

しかし、どうにも夏目漱石その人がとても気になるのである。

夏目漱石が当時どんな気持ちでその文章を書いていたのか?

色んな人の感想や書評を参考に、自分なりに推測しながら、自分視点で簡単にコメントをつけてみた。

ーーー

吾輩は猫である/猫目線の話

坊っちゃん/慕情を伝えたかった

草枕/西洋ムカツク

二百十日/登頂できなかった阿蘇山への執着/落語風の会話

野分/文明批評や作家論を書きたかった/ラスト間近、三人が『百円』(当時の平均的な月給)を通して見事に繋がる

虞美人草/三人娘の誰を選ぶ?/過去の約束と自身の未来

坑夫/自分探しをしてる若者が来た。/実在の人物の経験を素材としたルポルタージュ。

三四郎/青春は「迷える羊」ほど美しい。/人物の動きと会話だけでいかに伝えるか。わかりにくそうでわかりやすい。わかりやすいけどわかりにくい。

ーーー

上記は私なりの視点で書いたメモ書きのような物なので、いろんな意見があると思う。

ひとまず、今日はこんなところで。

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 365文

テーマの著者 Anders Norén