アイドル戦国時代と言われる昨今、次々とアイドルグループがデビューしている。
しかし、頂点に行きつくのは一握り。
中でもやはりジャニーズ。
人気とは何だろうか?
そう考えたとき、人気とは、『身内感だな』と思った。
『身内感』とは、たとえば『グループ内のメンバーが身内だけで楽しんでいる仲良し感』という事では無い。
身内感とはつまり、『誰もが知ってる』という事だ。
誰から見ても、『ああ、アイツはさぁ』と、まるで身内の事を話すように知っている、という事。
一見『当たり前だ!』と思うかもしれないが、もう少し掘り下げてみたい。
身内感とは。
『身内』とは即ち、例えば家族。例えばグループ。
『こうゆう時、アイツだったらこうするな、と想像が付く』という事が、人気の秘訣だと思う。
例えばSMAP。
歌が下手な中居。
永遠にかっこいい木村。
元気印の慎吾。
セクシーで上品な吾郎。
落ち着いていながらも案外おちゃらけている剛。
このくらいは、誰もが知っているキャラクター像だと思う。
すなわち、誰もが『アイツだったらこうするな』と想像が付く。
一曲歌うにしろ、誰もが想像が付く。
『中居は音を外すだろうな』他人にも関わらず、まるで知り合いのように会話ができる。
『木村はカッコよくフェイクを入れて歌うだろう』
『慎吾は明るく元気な声色で』
『流し目が特徴的なセクシーさで歌う吾郎』
『意外と歌がうまい剛が落ち着いた空気で』
他人にも関わらず、これくらいは想像できてしまう。
これがまさに『身内感』。
【歌う】シチュエーションだけでは無い。
SMAPだったら、こんな時、ああするだろうな、こうするだろうな、と想像が付く。
そしてその想像を決して裏切らない。いや、あるいは想像を超えたものを返してくれるだろう。
沢山の人に愛されるというのは、たぶんそういう事なんだと思う。
『アイツだったらこうするだろう』
誰もが容易に想像が付く。
それも決して、嫌なものじゃなくて。想像するだけで嬉しくなれるような、、そんな。
アイドル戦国時代と言われる昨今、つぎつぎとアイドルグループがデビューしている。
頂点に行きつくのは一握り。
人気とは、何だろうか?
誰もが想像がつく『キャラクター』。
個々のキャラクターが際立ち、パズルのピースのようにうまく組み合わさった時、アイドルグループは頂点へと飛ぶのだと思う。
そう、だからきっと行ける。
個性と調和を作り上げて、オンリーワンを極めてナンバーワンへ。
終わり!