自分の人生に満足してない。
目次
私は今までに2回転職している。
2回転職しているが、自分の事を考えてみて思う事は、『自分の人生に満足してない』って事。
自分の人生に満足してない。
『私のことを低く見積もってる。』
『私のことを大事にしてくれてない。』
『部下は使い放題だって思ってる。』
先日、年下の友人の相談に乗った。
私が転職経験者だと知っていて、話を聞きたがったのだ。
私は、出来るだけ彼女の役に立つような情報を伝えた。
けれど、本当に伝えたい事は別にあった。
それは、『自分の人生に満足してないでしょ?』ということ。
もう少し掘り下げて言おう。
『アイツのせいだって思ってるでしょ?』
本当はそう言いたかったけど、お説教されるのは嫌だろうし、私もわざわざ嫌われたくは無いし、『鬱陶しい』って顔をされるのが嫌だったから、言わずに終わった。
実を言うと、むかし似たような事を言われて、イラッとした事があるんだ。
『どこに行っても変わらないよ』と言われてイラッとした。
相談しに来た彼女の考え方と私の考え方は、似てる部分が多い気がする。
何が似てるかって、たぶん、根底が似てる気がするのだ。
勝手に自分を重ねて申し訳ないが、『あなたの事なんて信用して無いから。』って心の奥底では思ってる気がするのだ。
昔、上司だったか先輩だったか、どんな言い回しで言われたか、誰に言われたかは覚えてないが、『どこに行っても変わらないよ』と言われた事がある。
『嫌な人はどこにだって居る。嫌な人から逃げても、結局次の所でも同じ理由で逃げたくなるだけ。変わらないんだよ』と。
そう言われて私は内心怒っていた。
『何を言ってるんだろう。人の気も知らないで。私の立場のこと解ってもないくせに。』
そう思っていた。
だけど今なら解る。その人の言ってた通りだった。
結局逃げてたのだ、誰からって、自分から。
『あなたが変わらないと意味がないよ』そんなメッセージが響いて、強烈な嫌悪感を覚えた。
『あたしが悪いって言うの?そんな訳ないのに。サイアクだ。みんなが悪いのに、この人、私が悪いって思ってるんだ』
その時のわたしは、『あなたが変わらないと意味がないよ』という言葉が、批判されてるとしか思えなかったのだ。
『あなたが変わらないと意味がない』
イコール
『あなたが悪いんでしょ』としか受け取れなかった。
そして確かにそれは正しくて、考えようによっては『私が悪かった』のだ。
だけど、自分が悪いだなんて全く考えられなかった。受け入れられなかった。信じられなかった。
みんなが悪いと思ってた、自分は悪くないって思ってた。
心の奥の奥で、私は悪くない!!!!って全力で躍起になって叫んでた。
だけど私は、自分の心の奥の奥を誰にも見せないように固くドアを閉ざしてて、自分自身ですら『自分の心の奥の奥』を知らなかった。
自分の感情が自分でよく解らなかったのだ。
『ああそうですか。まぁたしかにね、私が悪いのかも。すいませんね。どうせ私が悪いんですよ。』
心の中でそうイジけて、現実から目をそらしてた。だから本当の感情が自分でも解らなかった。
『私は悪くない!』っていう感情を見て見ぬ振りしてた。
そうして私はとうとう世界が生きづらくなり、もうどうしようもないくらいに崖っぷちまで来てしまった。
『なんでどうして?』そんな疑問ばかりで、全部が上手くいかなくて、生きづらくて苦しくて、いっそもう死んじゃおうか、なんて思った。
だけどやっぱり死にたくなんてない。
なぜなら、本当は私はもっと素晴らしい人間で、そろそろ大金持ちで、有名で、誰からも羨まれるような、素敵な暮らしをしてるハズだったから。
そんな自分が居るはずなのに、現実はしがないアルバイター。
社員にもならずワーキングプアと言われる金額しか稼げず、人の事を心のどこかで見下し、上司から値踏みされ、友人とは足を引っ張り合い、後輩からはうまく使われる、そんな残酷な現実しかなかった。
なんで、おかしい、おかしい。
こんなに人に尽くしてるのに。
こんなに上司の役に立とうと思ってるのに。
こんなに友人に気を使ってるのに、こんなに後輩に優しくしてるのに、
どうしてどうしてどうして
そんな息苦しい現実しかなかった。
とうとう私はどうしようもなくなって、ようやく突破口だと思える光を見つけた
それは、自分ときちんと、正面から向き合うという事だった。
自分の人生に納得できないなら/自分と向き合え!!
自分と向き合え。結局のところ、私はこれを一番伝えたい。
『自分の人生に納得できないなら、自分と向き合えば良いよ』。
だけどこれって本当に難しい。
本当に心の底から『自分自身の人生をどうにかしたい!』と願わなければ、いくら私が伝えても響かないのだ。
事実わたしがそうだった。
ずっと誰かのせいにして、何かのせいにして、親のせいにして、友人のせいにして、先生のせいにして、上司のせいにして。
全てのせいにして、とうとう『だれかのせい』が尽きてしまった。
『全てのせいにした』から、『これ以上なんのせいだって言うの?!』って悲痛なくらいの苦しみ。
『わたしのせいだったんだ』
そしてある日とつぜん気がついて、スッと心の奥に染み込んだ。
『誰のせいでもない。わたしのせいだ。私は、自分で自分を苦しめてたんだ。自分のせいな訳ない!!って大声で叫んで、気づかないようにしてたんだ。解らないフリしてたんだ。見たくないから見えないことにしてたんだ。』
『上司の役に立ちたかったのは私。友人に優しくしたかったのは私。後輩に教えたかったのは私。なぜなら、嫌われたく無かったから。役立たずだって思われたくなかったから。自分にとって有利に物事を運びたかったから。イエスマンになって従順なフリすれば、ラクに生きられると思ってたんだ。』
『人の顔色を見ちゃうのは怖いから。要らないって思われたくないから。他人の評価が怖くてノーと言えなかった。』
自分を偽ってるのに、苦しみを感じずに生きていける訳ない。
自分の人生に満足してないんじゃない?/自分を偽って生きてない?
この話はわたしの話だ。全ての人に当てはまる訳が無い。
だけど、私自身がずっと受け入れられなかったように、苦しんでる人がいるなら伝えたいと思った。
『息苦しいのは自分を偽ってるから』なのかも知れないよ?って伝えたい。
『私はこんなもんじゃない。本当はもっともっとすごいのに!どうして解らないの?こんなに褒めてもらえるのに!!』
そう思ってる人に伝えたい。
『あなた、自分を偽って生きてない?』と。
あなたが苦しいのはあなたのせいだ。
なぜそんなに苦しいのか考えてみよう。
なぜそんなに上司がムカつくのか考えてみよう。
『だって上司が悪いから!』は人のせいにしてるって事だ。
もっと深く考えてみよう。
あなたはあなたと向き合ってみよう。
『頑張らないと評価してもらえないもん!』評価されたいの?
『されたいに決まってるじゃん!』どうして?
『だって、だって評価されないとダメなんだ!』なんでダメなの?
『評価されないとダメなんだ!評価されない私はイラナイ子なの!』
どうしてそう思うの?
『イラナイ子なの!価値がないんだよ!』価値がないの?それは誰にとって?
『誰って、だから上司に』
上司に評価されなかったら、あなたの価値は無くなるの?
自分の心に向き合って、自分自身をちゃんと見てみよう。
あなたの本音はどこにある?
あなたが一番大切にしてるものは何?
あなたの心は、本当はどんな形をしてる?
転職する人へ。後悔しないように/自分と向き合ってるかい?
近々、転職する人と話す機会がある。
たぶんその人は、私に『うまく転職するにはどうしたら良いか?』を聞きたがってる。
私はまた、『うまい転職のしかた』について答えるだろう。面接の乗り越え方、転職する会社の見極め方、そんなことを伝えるだろう。
だけど本当に伝えたい事はひとつだけなんだ。
『後悔したくないなら、自分と向き合えよ』と。
『人のせいにするんじゃない。自分自身と向き合えよ』と。
あなたのことを一番身近で、常に見張り、常に苦しめてる人がいる。
それはあなた自身だ。
きっと耳が痛いだろう。聞きたくなんてないだろう。受け入れたくないだろう。
あなたは180度方向転換して、私を嫌いになるだろう。
『自分の人生がうまく行かない事を、人のせいにするな!!!』
本当に伝えた方が良いのは、これだと思う。
さぁ、その日が来たとき、私はコレを言うだろうか。
本当に相手の事を想って、自分が嫌われても良いからと、伝えられるだろうか。
それとも、『私には関係ないし、嫌われたくもないし、黙っておこう』と言わないで終わるだろうか。
私も最近自分自身と向き合い始めたばかりなので、コレを言えるかどうかは、解らない。
追伸。今回の記事が響いた人には、大嶋さんの本をオススメする。
実を言うと、私が『私自身と向き合おう』と思うようになったのは、『心に聞く』テクニックを知ったからだ。
『心に聞く』と言うと、宗教チックでスピリチュアルな気配がして、拒否反応が出る人が居るかもしれない。
しかし『心に聞く』というのはつまり『自分自身と向き合う』という事だと私は思う。
大嶋先生(と書くと、より一層宗教チックだがw)の『心に聞くテクニック』を使い始めてから、私は随分、色んな しがらみが見えてきた。
そして本当の自分も、昔よりも随分わかるようになってきた。
と言うわけで、『人のせいにするな!!!』と言われてムカッとした人にオススメ!
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