“シャボンだ〜ま〜 とんだ〜
や〜ねまで と〜んだ〜
や〜ねまで と〜んで〜
こ〜われて〜 きえた〜”
ど〜〜〜〜〜してだろう。
童謡って、大人になってから聞くと、なぜか無性に、涙腺に来る。
といっても、この切ないメロディライン。どこか儚げなニュアンス。
すぐに壊れて割れてしまうシャボン玉だからだろうか。
いや、そういえばシャボン玉って、なんか切ない本当の意味があったような・・・。
“あかいくつ〜
は〜いてた〜
お〜んな〜のこ〜”
うん・・・。この曲は、シャボン玉よりもっと暗いメロディラインで、悲しいイメージ。
たぶんマイナーコードってやつ。ピアノで言うと黒鍵とかたくさん弾いてる感じ?
シャボン玉より更に悲しい。心臓に訴えかけてくるみたいな。
“ぞ〜うさん、
ぞ〜うさん、
お〜はながながいのね、
そ〜よ、
かあさんも、
な〜がいのよ〜”
童謡って、大人になってから聞くと、なぜか無性に、涙腺に来る。
といっても、この切ないメロディライン。どこか儚げなニュアンス。
ぞうさんを説明してるだけなのに・・・。
ぞうさんの子供が鼻が長いよって言って、お母さんがそうよお母さんもだよ、って言う。
ただそれだけなのに。
な〜〜んか、慰められてるように思える。
う〜〜ん。ぞうさんって、奥が深い・・・。
7月1日は童謡の日!童謡の日をテーマに書いたフラッシュ・フィクション。毎日『今日は何の日?』をテーマにショートショート書いています。–