この海の向こうには、どんな世界が広がって居るんだろう。
きっと地図を確認すれば解るのだけど、なぜかそうゆうモノとは無縁に感じるのは何故だろう。
自分だけのちからで、この海の向こうを見に行った時、いったいどんな世界が広がっているのだろう。
ーーそれは昔、『ヴァイキング』の時代。きっと海賊なんて気はなくて、ただただ冒険をして、新しい世界を探しに行ったのが始まりなのかもしれない。
穏やかな海。霞みがかって見える向こう。遠くにいる船。舞う海猫、響く波の音。
遠くに霞む船の帆に、ドクロのマークを想像して、ひとり笑った。
あの海の真ん中、時空を超えて、ヴァイキングが旅をしているのかもしれない。
End.