365文

365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

邪魔される時の集中する方法/宣言してから部屋にこもり耳栓!

やらなきゃいけない事があるのに、やりたい事があるのに、邪魔されて集中出来ない!

そんな時ありますよね……。

とくに最近は、誰かに邪魔されて自分の作業が進まない人が増えているように思います。

ここでちょっと難しいポイントなのが…、

意外と、『自分のやりたいこと(やるべきこと)が出来ない』パターンが多いんじゃないかな?と思います。

自分のやりたいことは後回しにしがち?

自分のやりたいこと(やるべきこと)が出来ない』パターンが多い。

と言うのも、例えば誰かから依頼されてやらないといけない事がある時は、相手に『コレをやらないといけないんです』とか、『○○さんから指示されているので、先にやらないといけないんです』と説明して断れるパターンが多いと思うんです。

問題は、『自分のやりたいこと』とか『自分がやるべきこと』になった場合。

『やらなきゃいけない事があるけど、後で良いか』とか、『ホントはコレをやるつもりだったけど、まだ時間があるし……』と、相手の要望を受け入れてしまったり、流されてしまったり……。

仕事ならまだ断りやすいけど、プライベートのお誘いだと断りにくさが倍増!!

飲みに行こうとか、遊ぼうとか、そうゆうお誘いだと、断りにくいものです。

例えば『勉強したいからまた今度』なんて言うと、『え?勉強?そんなのしなくていいじゃん!!』と、人の足を引っ張りたがる人がいたり……。

自分よりも『出来る』ようになって欲しくない人は、自分が努力するよりも、人の足を引っ張って落とそうとする人もいます。

こうゆう人とは、まず、関わらない方が良いのですが…。

人の邪魔をしたがる人って、かなり図太いし、自分が悪いことしてるという意識はありません。

そうゆう相手には、言いにくくても、ハッキリと宣言しないといけませんね。

そうでないと相手も解らないですし『そんなの知らなかった!言ってくれれば良かったのに!』という事にもなりかねません。

一度、ハッキリ言ってみるのが良いかもしれません。

悪い人の場合、ハッキリ言えない性格を良いことに、ずっとつけ込んでくる可能性があるからです。

邪魔される時の集中する方法

さてそんな場合の対処方法をあげてみます。

ハッキリと宣言してみる

まずは『ハッキリと宣言してみる』ことです。ただし、コレには少し注意が必要です。

というのも、私は小学生のころ友人に『気が乗らないから一緒に遊びたくない』と言ったことがあります。

……我ながら、あまりにもハッキリ言い過ぎましたね!笑

そのとき友人からの批判がすごかった!笑

『気が乗らないってなに?!あたしと遊ぶのが嫌ってこと?!』

もちろんそんなつもりは無いんですが、その時の遊ぶ内容が、自分はどうしても興味を持てそうになかったんですね。

『そうゆうことじゃなくて、気分が乗らないって言うか』と返事したんですが、友人はすでに激怒していました。笑

『他に何か用事があって断るならまだしも、気分がのらないから遊ばないなんて、協調性がない!自分勝手だ!』

と言われてしまいました。

その後わたしは随分長い間『自分勝手』な自分を残念に思っていて、一時期はムリをしていたこともあります。

今となっては、やっぱり私は悪くないと思うんですが(笑)、相手を傷つけるような言い方をしたから、相手も私の事を傷つけてきたんだなと思います。

当時の自分は、子供にしては少し大人っぽい感覚をしていたのかもしれません。

言い方によって相手が受ける印象は全然違うので、ハッキリ言うにしても『どう伝えたら相手を傷つけずに自分の感情を伝えられるか?』を意識すると良いかな、と今は反省しています。

今の自分が当時の小学生の頃に戻ったなら、『○○ちゃんの事は好きだけど、その日にやることはあんまり楽しめないかも。○○だったら一緒にやりたい!』ぐらいに言うかもしれません。

……とは言え、全ては結果論なので、上記のように言っても上手くいくかは解らないし、結局その子と私は相性が良くなかったな、とも思います。(^_^;)

宣言する②邪魔してくる相手が家族だったら

さて、宣言する方法ですが、もし相手が家族だったら、とにかくしっかりと自分の感情と考えを伝えるのが良いですね。

『今から勉強したい。私は○○大学に行きたいから、そのために勉強する。』とか、

『自分の夢をどうしても諦めたくない。今は自分を試したいから、協力して欲しい』とかですね。

こないだジブリの『耳を澄ませば』という映画を見たんですが、主人公の雫ちゃんはそれはもうハッキリと両親に伝えていて、関心してしまいました。

私の両親は雫ちゃんの両親ほど、『夢を追う人に寛容』では無かったので、なかなか真剣に伝えても理解してもらえなかったのですが……。

私は大人になって、もう三十代。

結局、昔は親に認めて貰えなかった夢が諦められなくて、今になってまだ夢を追ってるぐらいなんです。

遅かれ早かれ『自分の人生を諦めたくない!!』と思うものなので、途中で腐らず、グレずに、やりたいことがあるならしっかりハッキリと伝えた方が良いと私は思います!

宣言する③いつまでなのかを伝えて安心してもらう

さて宣言できたら、それが一体『いつまで』なのか、期間を決めて相手に伝えると、協力してもらいやすいです。

というのも、『俺は夢を追うぜ!』と言いつつ、何年も何十年も夢を見ている売れないロッカーみたいな人が時々いますが、たいていの人はそうゆう相手を長年ほっといてはくれません

長年ほっておいてくれる環境があるならソレはソレで恵まれているのかもしれませんが、ここはひとつ、自分の為にも、期間を宣言すると良いかもしれません。

何か夢中になっている事でも、寝食を後回しにして何かをやろうとすれば、親というのは心配して『いい加減にしなさい!』と怒ってしまうもの。

『夕飯を食べた後からやって、夜9時になったらやめる』とか、『勉強はちゃんとする』など、約束した上で、時間を決めるのも良いですね。

時間が決まっていれば、たいていの人は待ってくれます。

いつまでなのか解らないものを『待ってて』と言われる相手は、けっこうしんどいものなんですよね。

相手は構って貰えなくて寂しいだけの場合もあります。

時間を伝えて、相手に安心してもらえるように配慮出来ることが、大人としてのやり方です!

※これが出来る人は、日本には滅多にいないのが残念ですね……。(って私は日本人だし、自分自身もなかなか出来ないのが現状です。汗)

部屋にこもり耳栓!

さて、相手に安心してもらったら、今度は徹底的に集中する番!

相手に時間を伝えたなら尚更ですが、相手は寂しさなどもあるため、時間になったらすぐに『遊んで~!』と、やってくるかもしれません!笑

なので、うかうかしてる時間はありません。

短時間でも出来るだけ集中して時間を過ごしましょう。

そのためにオススメなのが、部屋にこもって耳栓をしてしまうこと!

これも相手を安心してもらうために、先に宣言しておくと良いですね。

『集中したいから、時間まで部屋にこもるよ』と言う。

そして、『音が気になるから耳栓もするよ』と言う。

ここで大事なのが、『無視をするつもりはないから、もしなにか用事があったら、肩を叩いて』など相手に理解して貰えると良いですね。

なので、うかうかしてる時間はありません。

短時間でも出来るだけ集中して時間を過ごしましょう。

そのためにオススメなのが、部屋にこもって耳栓をしてしまうこと!

これも相手を安心してもらうために、先に宣言しておくと良いですね。

『集中したいから、時間まで部屋にこもるよ』と言う。

そして、『音が気になるから耳栓もするよ』と言う。

ここで大事なのが、『無視をするつもりはないから、もしなにか用事があったら、肩を叩いて』など相手に伝えると良いです!

相手が寂しがりやさんの場合『耳栓するなんて異常だ!!』と怒り出す可能性もあります。

『私を無視するのか!頭がおかしくなったのか?!』なんて言い出す可能性もあります!笑

なので、そういうことでは無いよ、と伝えましょう。

『せっかく協力してもらって時間を貰うから、有効活用したい』と言う事が伝わると良いですね。

そうやって伝えることで、相手も『真剣なんだ』とハッとするかもしれません。

邪魔しにきた相手には、まず冷静に聞いてから『あとでゆっくり聞くよ』と断る

さて、上記のようなことを伝えると、相手はビックリするかもしれませんね。

『そんなこと言っちゃって、どうせ長く続かないんだから』と相手のことを見くびってる可能性もあります。

相手のことを見くびってるような人は、残念ながら、あなたの事を試してくる可能性も高いです。

『お茶入れたよ』なんて親切を装って様子を見に来たり、

『ちょっと聞いてよ!今イヤな事があって×○△……』と突然部屋に入ってきて邪魔をすることもあるかもしれません……。

こうゆう場合は、まず受け止めるほうが良いです。

一旦は何も口を出さずに黙って相手の話を聞いて、それから『つらかったんだね。その話、○時になったらまた聞かせてくれる?』と提案してみましょう。

お茶入れたよ、と部屋に入ってきた場合は、『ありがとう。ゆっくり飲むよ』とありがたく受取り、『じゃあまた後で』としっかり断りましょう。

最初は相手も『なによ!連れないなぁ』と思う可能性もありますが、約束の時間をきちんと守り、『いつも協力してくれてありがとう』とひとこと言えば、相手にもこちらの本気度が伝わるかもしれません。

かまってちゃんアピールは無視する

さて上記のパターンはまだ良い方で、かまってちゃんアピールをしてくる場合もありますね。

『真剣にやりたい』と伝えたにもかかわらず、わざわざ部屋に入ってきて『疲れた~!』なんて言ってこっちの様子を伺ってきたり……。

こうゆう場合、お互いに依存体質になっているのだと思います。

『私が疲れた~って言って部屋に入っていけばかまってくれる』と思ってる可能性大!!

これは応えてしまう限り事実です。

相手が何か話しかけてきても、真剣に取り組んでるフリ(と言ってはなんですが…)をして、かまってる余裕はないということを態度で示しましょう。

そのうち相手は『今の時間は構ってくれない』と理解して、去って行くかもしれません。

……なんだかペットのしつけみたいですね。(^^;)

しかし依存度が高い人には、これぐらいしないと解ってくれないので、心を鬼にして試してみましょう。

かまってちゃんアピールをやめてくれない → 顔が見える場所で距離を取る

さて、上記の方法をとってみても、どうしても『かまってちゃんアピールがやめられない』人もいます。

相手に『かまってちゃんアピールはやめて!』なんて言っても効果無し……。

参ってしまいますよね。

そうゆう場合は、部屋に閉じこもるのでは無く、相手に自分の姿が見える状態にするのもひとつの手です。

というのも、部屋にこもって何かをしていると、『何してるんだろ?』と覗きたくなる性質のひともいるんですね。

相手のことを信頼してなかったり、過去に嫌な経験があったりすると、『私の見えない所でなにやってんの?』と疑ってくる人もいるんです。

『見られてマズイことでもしてるの?』という感覚ですね。

私の場合は、『見られてマズいことはやってないけど、わざわざ見せるものじゃない』という気持ちがあります。

自分がやっていることに自信が持てない場合や、結果が出ないうちから相手に見せたくない人もいるんですよね。

つまりプライドが高いわけです。笑

失敗してるところを見せたくない。自分がどんなことを考えてるのか知られたくない。

こういった考えの人もいるのではないでしょうか。

そうゆう場合、隣に居ながら自分のやりたいことを集中してやれれば良いのですが……、

見られても良いと考えてる人は、おそらく悩んでないと思います。笑

なので、距離を取り、離れた場所に行き、相手から見える場所で何か作業をすることで、相手も理解しやすかったりします。

『コソコソと隠れてやってる』訳では無いので、相手も『真剣にやってるんだな』と思えるんですね。

自分もやりたいことをやって、相手も安心している状態ですね。

寂しがり屋だったり依存気質のひと、心配性が酷い人は、『疑う』行動に出やすいので、相手を安心させてから自分のやりたい事が出来ると良いですね。

邪魔されるのをやめてほしいなら、相手をどれだけ安心させられるかが鍵!

さてここまで書いて見ましたが、やはりキーポイントは『相手をどれだけ安心させられるか?』だと思います。

そもそもひとの事を邪魔してくるような人は、迷惑きわまりないんですが、その迷惑行為は『不安』の感情から来ている可能性が高いです。

『あたしを置いていかないでよ!

私を見捨てないでよ!

あたしを放っておかないでよ!

いつまで私は放っておかれるの?

いつになったら構ってくれるの?

うまく行かなかったらどうするの?

もっとかまってよ!

寂しいよ!』

そんな不安を抱いてる場合、相手は延々と邪魔してくる可能性があります。

どうしても耐えられなくなったら、理解を得られなかったら、最終的には『見放す』ことになるかもしれませんよね。

でも、見放すことも出来ずに、グダグダと嫌な気持ちになってしまう……。

それではお互いに良くないですよね。

最終的に『見放す』ことにならないように、『相手に協力を求める』そして

『相手の不安を解消してあげる』と良いかもしれませんよ。

自分の夢ややりたいことを潰されないように、ぜひ、試してみて下さいね!

おわり。

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