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365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

印象的な夢を見る/花粉症薬の副作用

花粉症の季節である。

私はひどい花粉症で、今年の症状も例年通り、一月はじめくらいから出始めている。

ひどい花粉症とは言え、目は痒くないし鼻水もあまりでない。

それでなぜ花粉症かと言うと、数年前にアレルギー検査した時、しっかりと杉アレルギーの反応が出ていたので確実だ。(春先の花粉症の原因はたいてい杉アレルギー。)

ちなみに症状としては、頭痛がメインだからこれまたツライ。

見た目に花粉症だと見られない。
風邪でもインフルエンザでも無い。
鼻水も出ていない。
つまり私が『頭痛がひどい』と言わないと相手に伝わらない。
それでいて、ガンガンと酷い頭痛で、何もする気が起きず、横になって大人しくしているくらいしか対処法が無い。

閑話休題。

さてこの時期になると花粉症の薬は手放せない。

注射などもあるようだが私の場合は1月には症状が出るので、毎年うかうかしていて病院に行くタイミングを失う。(笑)
他の人が花粉症の症状が出るより早いのだ。

そんなこんなで、毎回花粉症の薬を飲むだけだ。

さてそんな花粉症の薬の副作用で有名なのが『悪夢』なのだがご存知だろうか?

まさかただの薬なのに、悪夢を見るなんて副作用はおかしい、信じられないと思う人もいるかもしれない。

そんな人へ、毎年一年におおよそ3シーズン花粉症の薬を飲む私は断言するが、たしかに悪夢を見る。

花粉症の薬で悪夢を見る!

夢とは、もちろん寝ている時に見るアレだ。

私はズボラで雑なところがある。そんななので花粉症の薬を飲む日と、飲まない日がある。

で、花粉症の薬を飲んで寝た日は、決まっていびきをかき、しつこい夢を見る。

報告によると、寝てる時に何か喋る事もあるらしい。

なんでそんなことになるのか?

花粉症の薬を飲むと、体に一体何が起きているのか?

これはあくまでわたしの体感だから正しいかどうかは解らないが、それでも報告してみるならば

体内の水分が滞る

という感じがする。

鼻炎の薬を飲んだ時も、体感は似ている。

おそらく、鼻水を止める成分が入っているのだろう。身体の中の水分をストップさせてることにより、鼻水などが止まり、体液が止まり、唾液が乾き、喉が渇き、息苦しくなるのだと思う。

その結果、身体の不調の体感が夢にまで反映されてしまい、悪夢を見るのでは無いだろうか。

ちなみに、悪夢と書いたが、毎日ぜったいに悪夢という訳でも無い。

ただし、花粉症の薬を飲んだ日は、決まって『しつこい夢』を見る。

しつこいと言うのは、印象深いと言う意味だ。

体調の良いとき、普通の時に見る夢のことは、あんまりそこまで覚えてないことが多いし、夢の中で印象的な事もない。
何か起きたとしても、わりとすぐ場面が変わったり展開が変わったりして、夢がどんどん流れて行く気がする。

しかし花粉症の薬を飲んだ時に見る夢は、同じようなことが何度も繰り返されたり、なかなか場面も変わらない。メンバーもずっと同じだったりする。つまり、しつこい夢を見る。
そして、悪夢とまでは言わなくても、やはりそこまで夢見の良い夢ではない。
なんとなく後味の悪いような夢を見る。

印象的な夢を見る。花粉症薬の副作用

という訳で、今日はそんな話をしてみた。

おわり!

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