いや違う。
グンマじゃない。
グンマーだ。
「起立・注目・礼」の『注目』は何もグンマーだけでは無い、宮城県もだ。(※地域差あり)だから少し親近感を覚えた。
『注目』って何やねん!!!いや『注目』は『注目』やろが!!
先生に『注目』や他に何があんねん!!!!!
この映画は、どうやら漫画が先にあったらしい。
それよりも前の時期(?)から、2ちゃんで良く話題(?)になってたから、まさか漫画があったなんて知らなかった。
なぜだろうか。
アフリカの写真を貼って『これが群馬の・・・』なんて説明があると、一瞬本気で信じそうになったりする。
笑う。
いや笑っちゃ行けないんだろうが、群馬県民いやグンマーはこのような傾向をどう見ているのか、とても気になった。
映画はとても面白かった。
なにせローレンスいや間宮くんの崩壊したキャラと性格(?)がとても良かった。
間宮君と言えば『帝一の國 』実写版の映画に出てたローレンス役が記憶に新しい。
そしてなぜ私はこのタイミングでグンマーなのか。
いや、なんか見たかったから。だって見たかったから。
ネタバレ行きまっす!
いきなり最後のオチ?から言うが、『群馬県民しか認めない』という部分がとても良かった。
群馬県民しか認めない、といのはそのままの意味だが、つまりその地域に誇りを持って地元愛を強く持っているという事なのだ。
実際の群馬県民いやグンマーがどう思っているのかは解らないが、閉鎖的な地域ではどうしてもそういった事は起こりやすいと思う。
映画の中でも触れているが、誤解を恐れずに表現するならば『御山の大将』というか、『その地域を愛しすぎて』『その地域の中でしか物事を知らない』が故に『その地域だけがどこよりも素晴らしい』という事なのだ。
いや、それは誇張表現なんかでは無く、事実である事だって勿論ある。
私的な話になるが、私の母は関東出身で宮城へ嫁に来た。来たばかりの当初は随分悩んだそうだ。今でも根に持っているフシはある。
最近では転勤族で宮城へ来ている人も多いから、そういった事はあまりないと思うが、閉じたコミュニティではそういった事は起こりやすいと思う。
それは何も群馬いやグンマーだけの話では無い。
日本という国も島国なので未だに日本語が母国語で外国語には疎いし、外人に英語で話しかけられても返事が出来ない人は多いのでは無いだろうか。
まさか虐めたりすることは少ないとは思うが、しかし『出過ぎた杭』を叩こうとする性質は未だに根強い。この性質は、何となく通ずるものがあると思う。
そういった事を改めて考えさせられるような良い映画であった。
いや、私の深読みのしすぎか?
何はともあれ、お前はまだグンマを知らない。
おわり。