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365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

近所の夕暮れ時のカフェ

近所にある土曜日の夕暮れのカフェは、若い人ばかりになる。

普段はお年を召した方も多いカフェ。

一人席が多い、というのもあるだろう。

みんなそれぞれ、勉強したり仕事をしたり。

人はそこそこ入ってるはずなのに、なぜか静か。

人はいるのに静かなんて、何だか不思議だ。

冬のもう暗い夕暮れ時。

若い人ばかりになる近所のカフェは、このときばかりはいつもと違った空気になる。

共有する『おひとりさま』の雰囲気。

私はけっこう、好きだったりする。

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テーマの著者 Anders Norén