365 SS 9.22

雨の朝は電車もバスも、全ての交通機関がノロノロ動く。 時間よりも遅れたバスに乗り込むと、ジメジメした室内に濡れた車内。 窓の外は薄明るい雨。 バイクに乗ってる人は全然いない。 狭そうに進む車たち。 (車も、ジメジメしてて […]

365 SS 7.24

晴れ間の中にぽつんと、雨の日が現れた。 しとしと降りしきる雨。 川へ水滴を垂らしひとつまたひとつ、波紋が広がる ――こんなしとしと雨の日は、ぽつんと現れた雨の日は、まるで河童でも現れそうだ。 わさわさ植わったシダの葉で、 […]

365 SS 6.26

その時、天が青白く光った。 まったく雨が降らず、農作物が枯れていく日々。そんな最中の出来事だった。 堰を切ったように地へと叩きつける雨、雨、雨。 天の恵みか、それとも、天のお怒りかーー 6月26日は雷記念日!雷記念日をテ […]

365 SS 6.15

しとしと雨と、じめじめ梅雨、むしむし部屋。 ふと郵便局を通り過ぎる時、【かもめ~る】のポスターを見かけた。 そこには、暑中見舞いのはがきも載っている。 暑中見舞い。 最近はめっきりハガキを送る機会も減ってしまった。 面倒 […]

365 SS 6.11

梅雨特有のシトシト雨。 静かに優しく続く雨。 まるでこのままずっと永遠に続きそうなくらい、優しく静かに柔らかく降っている。 ほんの少し寂しいような。ほんの少し切ないような。 見下ろせば、カラフルな円がパッと咲いた。 雨の […]

365 SS 6.6

降り出した雨が強くなってワイパーを動かした。 静かな車内に鈍く響くワイパーの音。 雨足が激しくなってきてフロントガラスに当っては砕け当っては砕け。 急に寂しい気持ちになってFMを付けた。 ボリュームを上げると今流行の音楽 […]

365 SS 4.17

雨の日の博物館は空いている。 時々通り過ぎるお客さんを見守りながら定位置に居るのが自分の仕事。 ガラスに映る大きな恐竜の標本を見ながら、昼に何を食べるか考える。 食堂にあるカレー、それとも外にある蕎麦屋、牛丼、天丼。 窓 […]

365 SS 3.23

町まで見る余裕なんてなかったから知らなかったけど、朝出歩いてみて、まったくゴミが落ちてない事に驚いた。 「おはようございます」 後ろの方で声が聞こえた。この時間に人がいるのも珍しい。コツコツ歩いてくる足音が近づいてくる。 […]