365文

365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

何の日?/3月のアーカイブ一覧③

当サイトで更新した3月分の「365文」(フラッシュフィクション)で〝ネタ〟にした〝何の日?〟についての一覧です。

  • ★3月21日★365 SS 3.21
    /世界詩歌記念日/ユネスコが1999年に制定。
    世界全体で詩歌に関する活動を増進させることを目的としている。
    今日は何の日~毎日が記念日~より引用
  • ★3月22日★365 SS 3.22
    /世界水の日/by国際デー
    1992年の国連総会で決定した一つ。
    wikiより引用
  • ★3月23日★365 SS 3.23
    /世界気象デー/国際デー
    1950年3月23日に世界気象機関(WMO)が発足したことから、発足10周年を記念して1960年に制定。国際デーの一つ。
    wikiより引用
  • ★3月24日★365 SS 3.24
    /マネキン記念日/
    1928(昭和3)年のこの日、上野公園で開かれた大礼記念国産振興東京博覧会で高島屋呉服店が日本初のマネキンガールを登場させた。
    今日は何の日~毎日が記念日~より引用
  • ★3月25日★365 SS 3.25
    /ドラマチック・デー/
    1956年のこの日、プロ野球・巨人中日戦で、巨人の樋笠一夫が史上初の代打満塁逆転サヨナラホームランを打った。
    今日は何の日~毎日が記念日~より引用
  • ★3月26日★365 SS 3.26
    /東京国立博物館の日/
    戦災を免れた博物館は昭和21年(1946)3月24日に再開された。
    東京国立博物館:11.東京国立博物館 “戦後”から平成へ より引用
  • ★3月27日★365 SS 3.27
    /さくらの日/日本さくらの会が1992年に制定。
    3×9(さくら)=27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから。
    wikiより引用
  • ★3月28日★365 SS 3.28
    /シルクロードの日/
    1900年のこの日、スウェーデンの探検家・地理学者のスウェン・ヘディンによって、廃虚になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭が発見された。
    今日は何の日~毎日が記念日~より引用
  • ★3月29日★365 SS 3.29
    /八百屋お七の日/
    天和3年3月29日(1683年4月25日)、恋人を思うあまりに放火した八百屋の娘お七が火刑に処されたことに由来。
    wikiより引用
    参考:八百屋お七:wikiより
  • ★3月30日★365 SS 3.30
    /マフィアの日/
    1282年のこの日、イタリアシチリア島で「マフィア」という言葉の由来とされるシチリアの晩鐘事件が発生したことに由来。
    wikiより引用
  • ★3月31日★365 SS 3.31
    /オーケストラの日/日本オーケストラ連盟が2007年に制定。
    「み(3)み(3)に一番」「み(3)み(3)にいい(1)ひ」(耳に良い日)の語呂合せと、春休み期間中であり親子揃ってイベントに参加しやすいことから。
    wikiより引用
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3月分の「365文」一覧

365 SS 3.1

トロッと不思議な酸っぱさのある味付けに。 ひとクセ加えたい時に。 卵でまろやか、優しい味わい。 茹でたてシャキシャキのブロッコリーに垂らせば、簡単・即席・小さなご馳走。 トロリと蕩ける、マヨネーズ。 あったか素材にかける […]

何の日?/3月のアーカイブ一覧③

当サイトで更新した3月分の「365文」(フラッシュフィクション)で〝ネタ〟にした〝何の日?〟についての一覧です。 ★3月21日★365 SS 3.21 /世界詩歌記念日/ユネスコが1999年に制定。 世界全体で詩歌に関す […]

何の日?/3月のアーカイブ一覧②

当サイトで更新した3月分の「365文」(フラッシュフィクション)で〝ネタ〟にした〝何の日?〟についての一覧です。 『今日は何の日?』の由来や元ネタなどについてのアーカイブ! ★3月12日★365 SS 3.12 /スイー […]

何の日?/3月のアーカイブ一覧①

当サイトで更新した3月分の「365文」(フラッシュフィクション)で〝ネタ〟にした〝何の日?〟についての一覧です。 『今日は何の日?』の元ネタや由来や発祥などについて。 ★3月2日★365 SS 3.2 /ミニの日/MIN […]

365 SS 3.31

どーん!! だーん!! ばーん!! 隅っこの方でサワサワサワ~… そしてまた どどーん!! ちっちゃくちっちゃくタララララ~~ シャラシャラシャラ~ そんでまた ばーん!! 最後はパチパチパチ~ 「Bravo!!」 「ブ […]

365 SS 3.30

「ジェイミー、久しぶり」 カフェの店員へ「おう」とだけ答えてホットコーヒーを受け取った。愛想が良い男ジェイミー。白人で潔癖症気味、理屈っぽく細かい。ジェイミーはエリートだ。そして俺はマフィアだ。気づかれてはいけない。 無 […]

365 SS 3.29

あの日の出来事が忘れられない— 煌々と燃える家を見上げる。空へ空へと伸びる炎が轟々と音を立てながら、灰色の煙が天へと昇って行く 何かが弾ける音と軋む音が聞こえる 目の前の炎が迫ってくるような感覚 顔の表面だけ […]

365 SS 3.28

砂漠にひとりの女が立っている。 遠くを見つめる強い眼差し。 雄大なオレンジの砂漠は手前から奥までずっと続く。 まるでこのままどこまでも砂漠しか無いかのような世界。 風は強いのだろうか 纏った色鮮やかな生地がなびく 朝陽な […]

365 SS 3.27

一生懸命、光へと枝を伸ばす桜。 ひとつひとつは白に見えるソレは、沢山集まってベビーピンクの淡い色合いで咲いている。 「キレーだねぇ〜」 「ほーんとよねー!」 昼休みのほんのひととき。 オフィスビルの合間に現れた桜のトンネ […]

365 SS 3.26

自分はいつも一番乗り。 まだ開いてない裏口から鍵を使って開けて中へ入る。 ロッカールームへ行き荷物を置いて制服に着替えて、ロビーの電気をつけてデスクへ。 細々と雑務をしてるうちに、見回りの派遣がやってくる。「おはよう」「 […]

365 SS 3.25

「嘘でしょ」 「嘘じゃないよ」 交差点を見下ろす形で浮いている。隣を見ると、知らないおじさんが浮いて居た。 「誰あんた」 「案内人ってとこかな」 「案内人?まさか天国への?」 交差点には救急車が来たところだ。地上3メート […]

365 SS 3.24

「あ〜!」 落胆したような明るい声につられて見ると、トイプードルが駆け出した所だった。 フリフリとお尻に飾りをつけられて飼い主の方へ走り出す犬。 横一列に並んだ4匹が、まるでマネキンのようにカメラへ向かっておすわりしてい […]

365 SS 3.23

町まで見る余裕なんてなかったから知らなかったけど、朝出歩いてみて、まったくゴミが落ちてない事に驚いた。 「おはようございます」 後ろの方で声が聞こえた。この時間に人がいるのも珍しい。コツコツ歩いてくる足音が近づいてくる。 […]

365 SS 3.22

隣に住む人は変な男だ。 ある日の早朝わたしはとうとうその人を見た。 今まで姿を見た事なんて一度もなかった。 気持ちの悪い妙な髪の長さでうしろに束ねて、こんな朝から出かけてヤバイ事をしてるに違いない。 痴漢か、万引きか、ス […]

365 SS 3.21

しんゆう 遠くのほうからやってきて/あなたとわたしは あるとき出会った。 密に接して時には涙し/笑いながら記憶をつくった。 気づけば少しずつズレた道は/ずいぶん遠くのほうに行っていて/そのことに気付いた時には/もう戻れな […]

365 SS 3.20

「はぁ……動物園かあ……」 動物園はいやだ。 動物園はつまらない。 動物園は飽きる。 入り口近くに鳥がたくさん。 ガーガー、ケーン、ピヨピヨ パンダは床をゴロゴロゴロ。 シカたちはぴょこんぴょこんと跳ね回る。 そこを過ぎ […]

365 SS 3.19

WOw,WOw,Walk on!walk on! 英語がふがふが響く、イヤホンから流れる小さな世界が大きな存在感で私を満たす WOw,WOw,Walk on!walk on! Stay safe tonight〜… 私の […]

365 SS 3.18

déjà-vu! ある日会社に行くと、デスクの上にクッキーが置いてあった。 誰のだろう?と思ったけれど、誰かの食べかけでもなくて封が開いてない。 机の真ん中に、まっすぐ置かれたクッキー。 まるで『あなたにプレゼントです』 […]

365 SS 3.17

毎週水曜日は会社前にコンビニへ寄る。そして雑誌コーナーの前に着き、入って2日目の少年漫画を読む。 「……いらっしゃいませ〜」 朝、と言ってもまだ混む前の6時半。毎週水曜日だけ現れるその人は、先客の男性に気がついて立ち尽く […]

365 SS 3.16

「あれ?レジが開かないぞ」 ある日の朝、店のレジが開かなかった。 「レジ開かないんだけど?」 「あぁ!すみません!忘れてました!」 「ああ、良いけど。開けといてね。」 「はい!」 そのまま時間はお昼12時を過ぎた。 「い […]

365 SS 3.15

「私が見てる青と、あなたが見てる青が違ったらどう思う?」 「は?」 私には幽霊が見える。 「例えば、青だと思ってたものが本当は赤だったみたいな」 「は?は?意味わかんない、青がなに?青が見えないの?急にどうしちゃったの? […]

365 SS 3.14

3.14159265358979323…… 暗記した円周率をどこかで披露してやろうと時々思い出すけれど、そんなタイミング滅多にない。 3.1415926535…… 時々思い出さないと忘れてしまうから、こうして時々思い出し […]

365 SS 3.13

「いらっしゃいませー。ただ今サンドイッチを期間限定で移動販売しておりまーす」 「おっ、サンドイッチか……腹減ってきたし、ここで買っておくか。他に店もなさそうだし。」 「サンドイッチを販売しておりまーす」 「すいません。え […]

365 SS 3.12

(あ、谷口さん、今日は金のフォークだ。) 取引先からフルーツタルトを貰った。 谷口さんのお気に入りっぽい金のフォーク。 ケーキとかを貰うと、鍵のついた引き出しから取り出して、金のスプーンやフォークを取り出す。 会社のもの […]

365 SS 3.10

谷口さんのまあるい指先が金平糖をひとつ摘んで、口元へ運ぶ。 自分の席から見えるのは、谷口さんの後頭部。 谷口さんのおやつの時間は毎日、3時。 彼女がおやつを食べる時は、だいたいひとつずつだけ食べる。 30分くらいかけて、 […]

365 SS 3.9

「あ、すみません……」いつもの調子で言った時だった。なんだか変な空気を感じて顔を上げた。揺れる電車の中、目の前に居たのは外人で、不思議そうな表情を見せた。 体格で言えばケンタッキーの前に置いてあるカーネルおじさんのような […]

365 SS 3.8

「出来た?!」 「オッケー!」 「付けるよ?」 「待って待って!」 一面をガラス張りにされた、昼は採光の良いビルの一角。 深夜2時を過ぎて、当然だが外は真っ暗。 いつもは人の声が賑わう複合型の商業ビルも、こんな時間に館内 […]

365 SS 3.7

醤油と和風だしの、優しい甘辛いにおいが茹る。 「……」 「……」 「……」 腹の音、唾を飲み込む音、ヨダレをすする音が静かに返事する。 「あああっハラヘッタああーーーー!!!」 「俺もおおお」 「まだかよ早くしろよ!!! […]

365 SS 3.6

「おはようございまーす!」 「はーい!いつもありがとうございます。斎藤さん、こっちきて」 「おっ、新人さんですかあ?」 「そうなんです。今日から。斎藤さん、ここにサインして。荷物受け取ったことある?」 斎藤「あ、っはい、 […]

365 SS 3.4

部屋に入ると、まだ誰も住んだ事のない、新しい匂いがした。 嗅ぎ慣れない、ひと気のない匂い。 新しい壁紙と、フローリングと、ところどころ、まだ外されてないビニールの匂い。 天気の良い午後1時過ぎの太陽。まだ誰にも手をつけら […]

365 SS 3.3

七段の雛飾りを眺めている少年が、そこには居た。 しゃんと背筋を伸ばして、ちゃんと正座をして。 どんな行動を起こすんだろうと、見守るつもりで、部屋を通り過ぎるたびに、目をやった。 だけど少年は、静かにそこにいる。 3度目通 […]

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テーマの著者 Anders Norén