365文

365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

強がりな人を分析してみた。

私の周りには強がりな人が沢山いる。

考えてみると、そもそも兄弟が強がりな事に気がついた。

そして、強がりな人、私は嫌いでは無い。

ただ、その強がりによって私が傷つくことはある。

強がりパターン

私からすると強がりな人は、大変わかりやすい。
なにせ私の兄がそうだからだ。

小さい頃は「お兄ちゃんと一緒に行って来なさい」なんて母に言われて、行動したりした。

人間だから、ちょっとしたミスは良くあること。
けれど「お兄ちゃん」は極端に「ミスする自分」を認めない。

ここで、妹目線からの「兄弟の冒険物語」を見てもらおう。

強がりパターンその1。

「よし、行くぞ!」
「はーい!」
「あっちだ!ちゃんとついてこいよ!」
「はあーい!」
「む…、右だ!」
「はーい」(……ん?)
「えっと……、左だ!」
「はーい」(あれれ?ビルが遠のいてくぞ)
「えぇと……、ここはまっすぐ…」
「……ねぇ、こっちじゃないんじゃない?ビルが遠のいていくけど」
「えっ!あっ、そうか?」
「そうだよ!これ逆方向だよ!戻ろう!」
「え?あー。お前、このへん詳しいんだな?」
「まぁね〜」(イヤ初めて来たけど。絶対逆やん)
「なーんだ。ハハハ。早く言えよ!」
「あーうん、ごめんごめーん」

まぁこんな感じである。

……続いて、強がりな友人との「お出かけしよう物語」を見てもらおう。

強がりパターンその2。

(おもむろに、おいしそうな画像を見せる)
私「ん?えーなに、おいしそうー」
友「そう。すごいおいしそうなんだよ」
私「なに?生ハム?」
友「生ハムの食べ放題」
私「えー食べ放題?すごーい」
友「1980円。平日もけっこう遅くまでやってるんだよ」
私「あ、そうなんだー。(ん?もしかして、平日に行きたいって話?)平日って、そんなに早く帰れるんだっけ?」
私「いや、まぁ、忙しいけど。上司に言えば定時に上がれる」
友「あ、そうなんだ。言えば行けるの?」
私「うん。月末じゃなければまあ、だいたいは。」
友「ふーん(なるほど、つまり、月末じゃ無い時の平日に行きたいんだな)」

ここで例えば、この話をスルーして違う話をするとしよう。
例えば何回か話をすり替えると、友人は何の態度も見せずに、この話は終わる。

けど……ここで、一緒に行こう!とか、いつ行く?なんて返事すると……、途端に大喜び!(笑)
機嫌が良い日だと、「やったー!」なんて返事まで来る。

一緒に行きたかったなら、最初からそう言えば良いのに!(笑)

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なぜ強がってしまうのか?

まず、私が分析するに、理由は大きく分けて4つある。

その1。恥ずかしい。
その2。求めるレベルが高い。
その3。迷惑をかけてるなって思う。(遠慮)
その4。自分に自信がない。

……上記を細かく説明してみる。

その1。恥ずかしいから。


一緒に行こうなんて誘うの恥ずかしい。
こんな事もひとりで出来ないなんて恥ずかしい。
人に頼んでやってもらうなんて恥ずかしい。
やってもらうとして、その時アレを見られたら恥ずかしい。

その2。求めるレベルが高い。(自分で出来てしまう。自分のレベルが高い)


やってもらったとして、どうしてこんなのにしたんだ!ってイライラする。
自分でやれば、もっと良いモノに出来たのに…。
本当はちがうヤツのが良かった……けどまあ仕方ないか…、妥協しよう。
なんでこんなやり方……、まぁ妥協するか……。

その3。迷惑をかけてるなって思う。(遠慮してしまう。)


こんな自分のために、手間を取らせるなんて……(申し訳ない)
相手も忙しいのにわざわざ時間を取らせるなんて…(申し訳ない)
面倒な事に巻き込んで…(申し訳ない)

その4。自分に自信がない。

これは負のスパイラルにより、どんどん自信がなくなって行くのである。被害妄想と、プライドである。

「遊ぼうって誘って、断られたらどうしよう……」とか。
そして万一、本当に断れてしまうと、「あーあ、やっぱりね。誘わなきゃ良かった……」
となってしまうのである。

こういった人は、ちょっとしたことから相手を決めつける節がある。
「アイツはこーゆー事が出来ない」とか「アイツはすぐに人を裏切る」だとか。

しかも大抵それはネガティブなのだ。
自分が出来ることで、相手が出来ないことを探すのだ。

端的に言うと「見下しポイント」を掴むのが早いのである。
そうして「見下しポイント」を探し始めると、困ったことが起きる。
それは、「見下せないポイント」も同時に見つけてしまうのである。(笑)

料理は……、アイツ、出来る…
仕事は……、アイツ、出来る…
掃除は……、得意だって言ってたな…

こんな事が続くと、どんどん自分に自信がなくなって行く。(笑)
なので、どうにか見つけようとする。

アイツ……、料理出来るって言ってたクセに、魚さばいたこと無いんじゃないか!かっこ悪いな!

アイツ……、仕事出来るって思ってたけど、上司に叱られてるじゃないか!ダサいな!

アイツ……、掃除が得意って言ってた割に、ゴミ捨てしょっちゅう忘れてるじゃないか!バカだな!

そんなこんなで相手の出来ない部分を見つけ、安心する。

「なんだ。俺は全然ダメだって思ってたけど、アイツの方がよっぽどダメだな。ハハハ!」

という具合に、自信を失い落ち込んだ時、誰かの「出来ない」を見つけては心の安定を保っているのだ。

結果、自分が弱ってしまった時、人に頼る事がものすごく「ストレスになる」のである。

そうして、自分が困っている時でも、「助けて!」が言えなくなるのである。

「あ、アイツ困ってるな?」と思われるのがイヤで、強がってしまうのである。

「もしかして、困ってる?何か手伝おうか?」

なんて言われようものなら

「はあ?!困ってねーし!自分で出来ますからぁ!!」

と言ってしまう……そんな具合である。

…と言うのが、私の分析です。笑

まあ上記は、あくまで私の想像です。

強がりな人に、例えばこのブログを見せると、「ああ、そうそう。俺、人のこと見下してっから。ああ、勿論お前もだよ」なーんて返事をするかもしれない。笑 ※私の想像です。

それも結局、強がりだから。

–心の声–

「ほんとは私が悪かったの!ごめん!」
「こんなこと言いたいわけじゃないの!でも私には出来ないから許して!」
「言っちゃダメだって解ってるけど、お願い、強がらせて!」

–心の声おわり–

こんな心の声は、もちろん相手には聞こえない。
「ああ、そうそう。俺、人のこと見下してっから。ああ、勿論お前もだよ」
という、漫画に出てきそうなレベルの「嫌なヤツキャラ」の完成である。

そんな事を常に言われる相手は、当たり前に気分が悪い。
「私のこと見下してるなんて……、なんなのよ。ムカつくなぁ」

そうして強がりな人の周りには人が居なくなっていく。

だって、心配したら「ウルセーよバーカ!」
やってあげたら「勝手に手を出すんじゃねえよ!」
買ってあげれば「欲しいなんていってねーよ!」
という具合だから。

強がりな人への対処の仕方

さて、そんな強がりの困ったさんに付き合う人はとても大変。

兄が猛烈な〝強がり〟ですが、長年付き合ってても、正解な対処法がイマイチ解らない。

なぜって、「うるせーよバーカ!」なんて返事をされると、喜んでるのか本当にイヤなのか、判断が難しいから。

私自身も強がりなら対処法は解るのだろうが、そうじゃないので解らない。

さて、そんな対処の仕方で、とても解りやすいサイトがあったので載せておきますね!

〝過剰な強がりは“心の病”につながる〟というタイトルのページで、しかも男女関係の事をメインにしている〝セックスレス〟についてのサイトみたいなんですが、参考になるなぁ、と思ったので、気にせず載せちゃいます!
過剰な強がりは“心の病”につながる:ソフトノーブル通販

強がりな人は、本当に、放っておくと病気になっちゃう可能性があるので……、あんまり強がらないようにしてほしいですね……。

最後に。強がりな人、私は、そんなに嫌いじゃないよ。

ここで「強がりな人が好きだよ!」なーんて言うと調子にのるので、言いませんが(笑)

強がりな態度って、意外と周りの人は解ってたりするんだよって事。

「解ってるなら受け入れてよ!」なんて言うのは辞めて欲しいですが。

強がるのは自由ですが、強がって暴言を吐いたせいで、相手が傷ついてる事もありますよ。

傷つくのが怖いからって、相手を傷つけて良いって事にはなりませんよね。

何より、本当はあなたが傷ついた事があるんですよね?

自分が傷ついたから、誰かに当たっても良い……って考えはやめてください。

当たられた方だって、傷ついてる事もありますから……

というのも、先日、〝強がりな人〟を手助けに行って、傷つくことを言われたんです。

だからこんなに、長々と書いてしまいました。

まあでも、強がりな人、私は、そんなに嫌いじゃないよ。

おわり。

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