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365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

三十路BBAのお茶事情/お茶好き

ひとことでお茶と言っても、種類は豊富だ。

『お茶』とは

大きく分けると、4種類。

・不発酵茶(緑茶)
  ∟蒸し製(日本式)
  ∟釜炒り製(中国茶)
・半発酵茶(ウーロン茶)
・発酵茶(紅茶)
・後発酵茶(プーアール茶)

すべて『カメリアシネンシス』というツバキ科の生葉を元に作られる。

その違いは『発酵度合い』と『発酵方法』。

・不・発酵茶はその名の通り、発酵させていないもの。
・半・発酵茶はある程度発酵させ、途中で止めるもの。
・発酵茶は発酵させたもの。
・後発酵茶は、微生物の働きにより発酵させたもの。

参考:「お茶」の違いは、発酵の違い!?徹底解説

参考:お茶の分類・代表的な緑茶の紹介

『お茶』じゃないもの?

混合しそうだが、たとえば『ゆず茶』は『お茶』では無い。
ゆず茶はゆずジャムなどをお湯で溶いて飲むからだ。

お茶とはつまり『カメリアシネンシス』を元にした飲み物の事を言う。
カメリアシネンシス意外の『お茶』を『茶外茶』と言う。
違いが分りやすいものとして、茶外茶は

・柚子茶
・麦茶
・ハーブティー
・杜仲茶
・昆布茶
・そば茶

などがある。

参考:「乙女のお茶こころえ帖」池澤春菜 > 第2回 お茶とはなんぞや

三十路BBAのお茶事情


お茶が好きだ。お茶ならなんでも好きだ。

たいていの人間は、お茶派 OR コーヒー派 に別れるかと思う。
そのうち女性は、お茶派が若干多いように思う。

なんの根拠も無いのだが、タバコを吸う人はコーヒー派が多い気がする。(タバコが吸いやすい喫茶店はコーヒーがメインだからだろうか)

さて、私はお茶派。私の場合は母が紅茶ばかり飲む人だったので、1日1回は紅茶がティーポットで出された。
紅茶じゃなくても煎茶、番茶、そば茶、玄米茶、なんでも飲んだ。
健康オタク気味の母なので、身体に良いと聞けば翌日にはそのお茶が出されたのだ。
花粉症には『てん茶』。美肌に『黒豆茶』。高血圧に『コーン茶』などなど。


そんなお茶フリークな私のある日のお茶メモ。
・朝はご飯と一緒にウーロン茶。
・出勤して目が覚めるようにと紅茶。
・お昼ご飯で麦茶。
・一息ついて粉茶。
・気分転換にジャスミン茶。
・帰宅前に喫茶店に寄って紅茶。
・帰宅して番茶。


極端な日は、これぐらい色んな種類のお茶を飲んでいる。
さすがにこれほど色んな種類を飲む日はかなり稀(まれ)だが、紅茶だったら一日に5~6杯。自制しなければそれ以上も飲んでる日がある。

とは言え私は『人生のカフェイン摂取量』を既に越えたのかもしれない。

カフェイン中毒っぽい症状が最近は現れるので、気をつけるようになった。

病院に行ってないから真相は解らないが、紅茶を飲むと体調が悪くなる。

カフェイン中毒か、あるいは紅茶アレルギーにでもなったのかもしれない。

自分はミルクティーが好きなので・これ幸いと、極力薄めた紅茶に牛乳を入れて飲むことも多い。

そうすると、体調を崩さずに飲めたりする。

最近はお茶の種類が豊富で、ハーブティーも手軽に手に入る。
ビタミンが取れるローズマリー、すっきりした飲み心地のカモミールティーなどなど。

ノンカフェイン、別名デカフェが多いのでかなり助かっている。

気をつけないと一日中お茶を飲んでるから、気をつけないと・・・。

そう思いながらすする抹茶は、なんともうまいひとときであった。

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