365文

365日ぶんの、フラッシュ・フィクションたち。

そーやってすぐ『無理』って言う。

すぐに無理って言う人(私です)

最近わたしは弱気だ。

『やれる』とか『やってやる』とか思うんだけど、ふと考え始めるとすぐ『無理』って否定してる自分がいる。

やる前から『無理』って考え、やろうとしない。

そんな事考えてる暇があったら、少しでもやればいーのに。

『無理』って言うのはただの逃げだ。

心のどこかで『もっとラクな道は無いの?』と自分自身の道を自分で塞いでいる。

すぐに無理って言う人は諦めが早い人

わたしはすぐに無理って言ってしまう。もはや口癖なのかもしれない。

なんですぐにムリって言ってしまうのか?

それは諦めが早いから。

諦めが早いのは良いことだと言われる場合もある。

でも、継続を得意とする人からすれば、かなりイライラするだろう。

なんですぐに諦めてしまうのか?

すぐに諦めてしまうひとは、一度自分の事を振り返ってみると良いかも。

諦めが早くなってしまった原因は何?

これはあくまで私の場合だけど、参考になるかもしれないからちょっと書いてみる。

それは、もしかすると育ちがあるかもしれない。

「もう大人なのに親のせいにして」なんて言わずに一度よく見つめてみてほしい。

産まれた瞬間から親に育てられているんだから、親の影響なんてあって当然だ。

例えば、何かやろうと思っても親の都合で辞めさせられる事が何度も続いたとか。

自分がやりたいと伝えたことを十分やらせてもらえず、親の好きなものや親が希望するものばかりやらされたりとか。

場合によっては「勘弁してちょうだい」とか「いい加減にして」と言われる。

もしかすると、そういった経験から、「どうせ頑張っても認めてもらえない」という気持ちになっているのかも。

「やりたくたって止められるし」「お金がないって言われるし」「送り迎えが大変だからもう勘弁してよって言われるし。」

「私の気持ちよりも親の気持ちや事情が優先。私の意志なんて見てもらえてない。私の希望は通らない。やるだけ無駄だ」

そう思ってしまっているのかもしれない。

すぐに無理っていうのは、相手の役に立ちたいと思ってるから

ちょっと逆の意味に聞こえるかもしれないけど、ちょっと考えてみてほしい。

すぐに無理っていうのは、相手の役に立ちたいと思ってるからだ。

そもそも、自分のためだけを考えていたら、無理、とは言わないのではないだろうか。

自分の為を考えてる人は、『やりたくない』とか『大変そう』とか言うと思う。

つまり『ムリ』という言葉は出てこないのではないだろうか。

すぐに〝無理〟なんて言葉が出てるのは、ほんとは『相手のために役に立ちたい』という気持ちがあるからじゃないだろうか。

相手の為に役に立ちたいけど、だけど自分では役不足で能力不足、役に立てるわけがないと思ってる。

すぐに無理だと言ってしまうのは、自信が無いからだ。

自分に出来るわけがない。
相手の期待に応えられるわけがない。
頑張ったってどうせ認めてもらえない。
私の頑張った瞬間なんてどうせ見てない。

そんなマイナスな感情がポロポロこぼれてくる。

すぐに無理だと言ってしまう人は、結局のところ、相手のために動きたいと思っているんじゃないだろうか。

自分の為より、相手の為を思ってる。

相手のために頑張ってみたいけど、頑張ったって相手に認めてもらえないからやりたくない。

どうせ怒られることになるならやりたくない。

始めなければ怒られることもないんだから、始めたくない。

そんなふうに思ってしまうのかもしれない。

すぐに無理と言う人は、本当は誰よりも『役に立ちたい!』と思ってるはず。

弱気になる環境がある

すぐに無理と言ってしまうとき、それはその時の環境や状況もあるかもしれない。

実際に能力がある、ないを一度置いておいて、気分が乗らないってやつ。

例えば、
・お腹がすいてるとき。
・不規則な生活をしてるとき。
・栄養が足りてない時。
・食生活が乱れてるとき。
・寝る時間がめちゃくちゃなとき。
・体調がよくない時。
・花粉症がきついとき。
・天気がどんより暗い時。
・体調がすぐれないとき。
・嫌なことがあったとき。
・気温が低くて体が温まらなかったとき。
・部屋が片付いてない時。
・心配事があるとき。

ひとって、思いのほか体調や環境に左右されると思う。

すぐに〝ムリ〟って言っちゃう人は、もしかしたらそんな原因があるかもしれない。

無理と言いたくなったら、ちょっとずつ何かはじめてみようぜ。

昼夜逆転してるのが良くない。
部屋の片付けが出来てないのが良くない。
精神的にまだ整理出来てないのが良くない。
嫌われたくなくて、返事を先延ばしにしてるのが良くない…。

夜は弱気になる。

ひとつひとつ片付けて、ゆっくりで良いからやってみようぜ。

おわり!

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